進むマニラ湾の生態系破壊 環境天然資源省が調査へ
[ 753字|社会 (society) ] 有料マニラ湾のごみ投棄、不法占拠で進む環境破壊。環境天然資源省が生態系を調査へ
環境天然資源省はこのほど、マニラ湾の生態系保護を目的として15カ月間にわたる実態調査を行うと発表した。マニラ湾とその周辺には干潟やサンゴ礁、マングローブなどが集まり、渡り鳥が飛来する湿地も存在するが、ごみの投棄や不法占拠住民などが原因で汚染が進んでいる。汚染の進度は、ドゥテルテ大統領が改善しなければ「閉鎖する」と宣言したボラカイ島よりも深刻といわれ、対策が急がれている。