失業率大幅改善し5・3% 1月 不完全雇用率は上昇
[ 705字|経済 (economy) ] 有料比統計局は今年1月の失業率を5・3%と発表。10年ぶりの低水準も、不完全雇用は上昇
フィリピン統計局(PSA)が7日発表した雇用統計によると、1月の失業率は5・3%だった。前年同月比1・3ポイント改善し、過去10年間で1月としては最も低い数値となった。ペルニア国家経済開発長官は「多くの国民が就職を望み、仕事を得られているようだ。政府の取り組む経済改革の効果が表れている」と結果を歓迎した。一方で勤務条件が一定の水準を下回る不完全雇用率は前年同月比1・7ポイント上昇し18%となっており、雇用の質が問われている。