奨学金支援
[ 1350字|社会 (society) ] 有料ハンセン病回復者の日本人男性が10年以上にわたり地域医療を目指す学生を支援
ビサヤ地方レイテ州のフィリピン大学マニラ校レイテ分校で地域医療を志す学生を、10年以上にわたり奨学金で支援している日本人男性がいる。沖縄県出身でハンセン病回復者の作家、伊波敏男さん(74)は2003年、国からの賠償金を元に奨学金を設立し、これまで看護師や助産師志望学生17人を支援してきた。奨学生から今月、オディン・ダヤグさん(28)が初めて同校医学コースを卒業し、伊波さんと日本人支援者2人が7月4日、レイテ州で卒業式に出席した。