空港冷房不調
[ 1011字|社会 (society) ] 有料改修工事の影響でマニラ空港第1ターミナルの冷房が効かなくなり、苦情殺到
最高気温が35度近くに達する酷暑の中、マニラ空港第1ターミナル内の冷房が4月初旬からほとんど効かなくなり、国の表玄関が蒸し風呂状態と化している。1月から続く改修工事で、冷風を送る通風路がふさがれるなどしたため。空港公団や運輸通信省には、聖週間をフィリピンで過ごそうとする利用客らから苦情が殺到。11歳の少年が熱中症で手当てを受けたとの情報もあり、アバヤ運輸通信長官は16日、「不快、不便な思いをさせていることについて心からおわびする。工事は利用客の安全向上のためで、理解と協力を」と陳謝した。