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　財務局は10日、ムーディーズなど格付け大手３社が13年に比国債の長期見通しを投資適格級に引き上げて以降初めてとなる外貨建て国債（償還期限10年）を総額15億ドル発行したと発表した。発行予定額の９倍を超える１３５億ドル以上の応札が殺到、発行利回りも当初予測の４・５％を下回る４・２％まで下がる好条件だった。同時期に発行されたインドネシアの外貨建て国債の利回りは10年物で５・95％を付けており、比国債が発行条件で上回り、外国人機関投資家の比経済に対する期待の大きさがうかがえる。