賠償金訴訟
[ 967字|社会 (society) ] 有料控訴裁、マニラ空港第3ターミナルを強制収用した政府に3億7千万ドルの支払い命じる
フィリピン政府によるマニラ空港第3ターミナルの強制収用に伴う賠償金支払いをめぐる裁判で、控訴裁判所は8日までに政府に対し、同ターミナル事業主体の合弁企業、フィリピン・インターナショナル・エア・ターミナル社(PIATCO)に約3億7140万ドル(約167億ペソ)の支払いを命じる判決を下した。賠償金額は一審の首都圏パサイ地裁判決が命じた約1億4900万ドルの約2倍以上に上り、政府は判決を不服として最高裁に上告する可能性がある。