貧困統計調査
[ 987字|社会 (society) ] 有料国民の3割が貧困ライン以下の生活。大きな改善見られず現政権には厳しい結果に
23日の国家経済開発庁統計調整委員会(NSCB)発表によると、2012年現在で、貧困ライン以下の生活を強いられている国民の割合は27・9%だった。06年の28・8%、09年の28・6%から大きな改善は見られず、3年前に「汚職なければ貧困なし」を掲げて就任したアキノ大統領にとっては厳しい結果となった。また、紛争地域を抱えるミンダナオ地方南ラナオ、マギンダナオ両州などでは、貧困ライン以下の住民の割合が大幅に拡大しており、開発の立ち遅れが影を落とした。