ミンダナオ和平
[ 1343字|政治 (politics) ] 有料モロ・イスラム解放戦線交渉団長、枠組み合意履行には「改憲が必要」と指摘
10月15日にフィリピン政府と反政府武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)が署名した和平枠組み合意で、MILF側和平交渉団のモハゲル・イクバル団長(64)はこのほど、ミンダナオ地方マギンダナオ州コタバト市内で、マニラ新聞の取材に応じ、一部合意内容の履行には憲法改正が必要、との見解を示した。また、歳入や資源開発に伴う「富の配分比率」は、2016年までに創設される新自治政府75%、比政府25%を「最低ライン」と位置付け、75%を超える配分を求める考えを強調した。