水牛贈り四半世紀
[ 1325字|社会 (society) ] 有料激戦地レイテ島に水牛を贈る日本の市民団体が25周年。総数は子供含め100頭超
太平洋戦争末期に日米両軍の激戦地となったビサヤ地方レイテ島。その農村に水牛を贈り続ける日本の市民団体「水牛家族」(本部東京、竹見智恵子代表)がこのほど、同島で設立25周年の記念式典を開き、スタディーツアーを実施した。日本人の寄付をもとに贈った水牛は約80頭。その後生まれた子牛を含めると、100頭を超える。水牛を契機とする支援の輪は、野草を使ったバッグ作りや有機農園の設置などに拡大している。