新バコロド空港
[ 1077字|社会 (society) ] 有料西ネグロス州の新バコロド空港建設現場で日本人誘拐情報。運輸通信相が警戒と警備増強促す
日本の政府開発援助(ODA)で進められている新バコロド空港建設現場(ビサヤ地方西ネグロス州シライ市)で、日本人技術者らの誘拐情報があるとして、運輸通信省は二十日までに、建設現場で働く日本人十七人に注意を促すとともに国軍・警察計百六十四人を新たに警備要員として手配した。同建設現場は十月八日に比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)による襲撃事件が発生、比政府は事件直後、国軍兵二十二人を警備のため配置した。今回の警備増強で、軍・警察は現行の約九倍にあたる厳重警備態勢を敷くことになる。