再び4人
[ 1086字|社会 (society) ] 有料シンガポールから帰国した比人男性が新型肺炎の疑い濃厚。国内感染者数は再び4人に
厚生省筋は二日、シンガポールから帰国したフィリピン人男性(26)の新型肺炎(SARS)感染の疑いが濃厚になったことを明らかにした。同省は男性の感染を公式には発表していないが、国内感染者はこれで再び四人となる見込み。また、ルソン島北部パンガシナン州にある国内死者二人の出身バランガイ(最小行政区)を同日訪問したアロヨ大統領は、医療関係者やその扶養家族がSARSに感染した場合の入院保険を大幅に増額すると発表。院内感染の恐れから、医療関係者がSARS患者の治療に消極的となるのを防ぐのが狙いとみられる。