遺骨収集実現
[ 1451字|社会 (society) ] 有料比日米豪4カ国関係者が尽力し、旧日本陸軍操縦士の遺骨収集が68年ぶりに実現
太平洋戦争中の1942年2月9日、ルソン地方バタアン州の山岳部で、空戦中に戦死した旧日本陸軍戦闘機操縦士の遺骨収集が68年後の今月9日行われ、見つかった遺骨が来比した遺族に引き渡された。戦闘機の残がいが発見されたのは2006年2月。以後4年間、戦争中に被害国と敵味方に分かれた比日米豪4カ国の民間人約60人が、残がいの機種特定や戦史調査、遺族探しに尽力し、遺骨の日本帰還を実現させた。