アムネスティが告発
[ 1023字|社会 (society) ] 有料国際アムネスティが年次報告書で比の暗殺事件多発で政府の無能を指摘した
アムネスティ・インターナショナル(本部・ロンドン)は二十三日、二〇〇五年の年次報告書を発表、フィリピンについては、比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)やイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)との内戦継続を背景として国軍や治安機関による人権侵害、特に左派系活動家やジャーナリストを標的とする殺害事件が多発していると指摘した。また、一般国民の司法制度や捜査当局に対する信頼が微弱であることが、私設処刑団による超法規的な制裁殺人の横行を招いているとも批判している。