専門家現地入り
[ 1145字|社会 (society) ] 有料油流出事故で日本の専門家チームが現地入り、今後の対応困難を懸念
ビサヤ地方ギマラス州沖で小型タンカー(九九八トン)が沈没し、重油が流出している問題で、日本政府が派遣した国際緊急援助隊・専門家チームは二十三日、比沿岸警備隊(PCG)と共に重油流出現場を視察、その結果、①沈没海域が水深九百メートルでタンカー引き揚げは困難②流出量(約三十六万リットル)が大量③流出から約二週間経過し流出重油の粘着度が進行︱︱などの状況を確認した。このため今後の重油除去作業への対応は困難を伴い、長期化する見通しが強まっている。