大気汚染防止法
[ 1285字|社会 (society) ] 有料制定5周年で政府が啓発運動、大気浄化呼び掛け。現実は予算不足で履行進まず
市民の力で首都圏の大気を浄化させよう︱︱フィリピンの大気汚染防止月間、十一月を締めくくる最大のイベントがケソン市を中心とした首都圏各地で行われた。主催した天然環境資源省(DENR)は深刻化する大気汚染の改善策として自転車利用を促すなど啓発運動を展開した。一九九九年の「大気汚染防止法」制定以来、毎年開催されている。法施行から五年。予算不足で大気浄化の兆しは現れず、政府の啓発運動にとどまっているのが現状だ。