人身取引被害者
[ 1181字|社会 (society) ] 有料日本の入国管理局発表、05年人身取引被害者は比人が47人と最多
日本の法務省入国管理局は一日までに、二〇〇五年に人身取引被害に遭って保護、帰国支援の対象となった外国人女性中、国別でフィリピン人女性が四十七人と最多だったと発表した。日本での人身取引被害の実態調査実施は初めてで、六カ国の計百十五人が保護されていた。調査結果は入管当局の摘発や非政府組織(NGO)などの協力を得て当局の支援を求めた事例で、氷山の一角にすぎない。興行ビザ発給のピークは発給制限直前の〇四年。日本政府の対応の在り方に批判の声が出ている。