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　ミンダナオ島北東部南スリガオ州ラヌザ町で二〇〇三年一月、東京都葛飾区出身の橋場康充さん(50)が誘拐された事件で、同州カンティラン地裁（ロメロ・ブエナフロー裁判官）はこのほど、誘拐と強盗傷害罪に問われたフィリピン人男性三被告に死刑判決を言い渡した。また、被害補償として各七万五千ペソを橋場さんに支払うよう三被告に命じた。日本人を狙った誘拐などの凶悪事件で、容疑者が逮捕されて極刑判決まで至るのは極めて珍しい。