副大統領発言
[ 954字|政治 (politics) ] 有料副大統領が米の単独行動主義を批判、イラク攻撃に閣内で初めて反対表明
一九九一年に上院で米軍基地の存続を認める基地協定の更新が否決されてから十一周年の十六日、ギンゴナ副大統領はフィリピン大学で行われた記念集会で、最近、際立つ米国の強硬姿勢は「『力こそが正義』という誤った政策」と痛烈に批判。実現が濃厚となってきている米国のイラク攻撃についても「イラクとテロの関連を裏付ける証拠がない」と反対し、米国寄りの姿勢を鮮明にするアロヨ政権とは対照的な立場を明らかにした。