鳥に教わった森林破壊
[ 1086字|文化 スポーツ (culture) ] 有料人形劇団ひとみ座が「鳥に聞かされた話」をマニラで11日から2日間上演した
日本で一世を風靡(ふうび)した人形劇「ひょっこりひょうたん島」の一座が比にやってきた︱︱。神奈川県川崎市の人形劇団「ひとみ座」が十一日から二日間、マンダルーヨン市のシナーグ・アーツ・スタジオで「鳥に聞かされた話」を上演。フィリピンやマレーシアに共通する森林伐採問題をテーマに、夢と現実が交錯するロマンチックな物語が、人や鳥、森の精霊などを「演じる」人形のリアルな動きと舞台道具の緻密な構成によって幻想的に演じられた。同作品の初の海外公演で、客席を埋め尽くした観客を大いに魅了した。