援助パソコン盗難
[ 1330字|社会 (society)|援助パソコン盗難 ] 無料犯人グループ、日本政府援助の対象になった高校、パソコン教室の所在を熟知
日本政府の無償援助(総額六億ペソ)でフィリピン全国の公立高校に贈られたパソコン類を狙った連続窃盗事件で、犯人グループが寄贈対象校の所在地やパソコン教育用教室の場所などを事前に割り出し、学校が無人になる週末を中心に犯行を繰り返していることが九日、国家警察の調べで分かった。国家警察は、パソコン類の配送・設置を請け負った民間業者の元関係者が事件に関与している可能性が高いとみて、二〇〇三年に入ってから退職した元従業員数人の所在確認を急いでいる。