退職者トラブル
[ 1132字|社会 (society) ] 有料借地権販売のセブ日系企業、昨年10月に登記抹消処分。財務書類の提出怠り
ビサヤ地方セブ州の日本人退職者向け宅地の借地権譲渡契約をめぐるトラブルで、退職者らと譲渡契約を結んだ日系企業(同州タリサイ市ブラカオ)が二〇〇五年十月下旬、フィリピン証券取引委員会(SEC)から会社登記の取り消し処分を受けていたことが十四日、分かった。一九九九年の会社設立以来、五年以上にわたって財務諸表などの提出を怠ったためで、経営状態のずさんさがうかがわれる。