ブキドノン州の農民 農地分配求め座り込み
[ 1283字|政治 (politics) ] 有料新政権への試金石へ
ミンダナオ島ブキドノン州の農民ら二十一人が先月二十五日から農地改革省(DAR)前で抗議の座り込みを続けている。農地改革の対象となり土地の権利書を一度は手にした彼らが、その後、地主側と行政府および最高裁を舞台にして二転三転の土地争いを繰り広げたにもかかわらず、農民側の主張を退ける最高裁判決が四月に下されたからである。このケースは現行の農地改革事業の可能性と限界を示唆している。
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ミンダナオ島ブキドノン州の農民ら二十一人が先月二十五日から農地改革省(DAR)前で抗議の座り込みを続けている。農地改革の対象となり土地の権利書を一度は手にした彼らが、その後、地主側と行政府および最高裁を舞台にして二転三転の土地争いを繰り広げたにもかかわらず、農民側の主張を退ける最高裁判決が四月に下されたからである。このケースは現行の農地改革事業の可能性と限界を示唆している。