PALスト、観光業界を直撃 日本の業者も比を敬遠
[ 869字|経済 (economy) ] 有料「日本からの直行便を」 セブ島関係者が切望
パイロットの長期ストライキで経営縮小に追い込まれたフィリピン航空(PAL)は六月初旬から就航路線を大幅に削減した。この影響で国内の観光産業や日本の旅行業者は、売り上げが例年の七割程度にまで落ち込んだ。特に日本との直行便がなくなったセブ島のホテルなどでは、最も被害が大きく、高級ホテルの幹部は「八月の日本からの旅行客は昨年の四割減になりそうだ。どの航空会社でもいいから日本との直行便を就航させてほしい」と切望していた。