最高裁長官弾劾
[ 1389字|政治 (politics) ] 有料アロヨ大統領、「3権分立は承知しているが、調和が必要」と、介入を認める
サンミゲル社のコファンコ会長率いる政党「民族主義者国民連合」(NPC)を中心とする下院議員がダビデ最高裁長官の弾劾を発議した問題で、アロヨ大統領は二十七日に発表した声明で、「(弾劾問題で)国民は生活や経済・政治の先行きに不安を抱いている。(憲法の定める)三権分立の原則は承知しているが、国民の福祉が絡むとき、立法・行政・司法の三権は調和を保たなければならない」と指摘、「道義に基づいた解決」を導き出すため、行政府の長として立法︱司法間の弾劾問題に介入したことを認めた。同日午前には、最高裁職員らによる「弾劾抗議集会」に駆け付け、司法擁護の立場をあからさまにアピールした。