小林被告無罪
[ 886字|社会 (society) ] 有料覚せい剤所持の罪に問われていた邦人男性がパラニャーケ地裁で無罪獲得
パラニャーケ市で二〇〇二年八月六日、覚せい剤所持の疑いで大阪府羽曳野市在住の建築解体業、小林寛治さん(35)が逮捕、起訴された事件の判決公判で、パラニャーケ地裁のエスカノ裁判官は二十四日、証拠不十分で無罪を言い渡した。小林さんは逮捕されてから一貫して容疑を否定、知人に陥れられたと主張し、弁護側も多くの証人を立ててきた。包括的危険薬物取締法施行直後の同年七月に逮捕されたケースとなった小林さんは十三カ月ぶりに自由の身となった。