移民百周年
[ 1464字|社会 (society) ] 有料日本人のフィリピン移民百周年記念式典が、ミンダナオ島ダバオ市で開かれた
日本からのフィリピン移民百周年を記念する式典が二十五日、ミンダナオ島ダバオ市ラナンのダバオ日系人会(ジュセブン・オステロ会長、会員約四千八百人)であり、日系二世や戦前・戦中に同市で生まれ育った日本人、在比日本大使館関係者ら約二百五十人が出席した。また、戦前、麻山開拓の拠点となった同市ミンタルでは「ダバオ開拓の父」と呼ばれた太田恭三郎氏の記念碑除幕式があり、ゴードン観光長官が「太田氏ら戦前の日本人は比の可能性を信じて入植した。われわれ(比人)が日本人移民に学ぶべき教訓は、この国の可能性を信じて前進することだ」とあいさつした。