謎の肺炎
[ 1090字|社会 (society) ] 有料謎の肺炎問題で、比当局が在外比人感染者の帰国に備え、早期発見と隔離態勢整備
中国や東南アジアで広がりパニックを引き起こしている新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)対策で、国立疫学センターのキソン所長=写真=は四日、マニラ新聞と単独会見し、感染者を早期に発見、隔離する態勢が既に整備されていることを強調した。関係当局は連携し、香港などから在外比人感染者が帰国した場合に備えているという。海外での急速な感染拡大を受けて国内で不安が高まっているが、「死亡率は約三・五%と低く、隔離治療で対応できる」と述べ、国民に平静を呼び掛けた。