射殺事件の被害者 東京都の西村さんと断定
[ 821字|社会 (society) ] 有料指紋が一致、家族も確認 捜査当局 外出後の足どり追及
カビテ州バコオール町で日本人とみられる男性が射殺された事件で日比捜査当局は八日、指紋照合の結果などから被害者を東京都目黒区の元金属加工会社社長、西村寿(ひさし)さん(69)と断定した。西村さんは先月二十五日から行方不明になっていた。急きょ日本から来比した西村さんの実弟(62)も遺体が本人であることを確認、国家警察バコオール署に被害届を出した。遺体発見から十四日目にして身元が判明、捜査当局は現金などの貴重品がなかったことから強盗殺人事件とみて捜査を始めた。