新型肺炎
[ 957字|社会 (society) ] 有料緊急首脳会議に参加した大統領が比人海外就労者への配慮を各国に呼び掛け
アロヨ大統領は二十九日午後、タイ・バンコクで行われた新型肺炎(SARS)対策を話し合う東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国の緊急首脳会議に出席、フィリピン人海外就労者(OFW)に対する特別な配慮を各国に求めた。リビアが入国禁止措置を取るなど、SARSが原因で比経済を大きく支えるOFWが大量失職する恐れがでてきていることに対応したもの。一方、下院では同日、OFWへの検疫強化を柱とする対策法案をマルコス議員が提出した。