ケータイ本
[ 892字|文化 スポーツ (culture) ] 有料デラサール大学教授らがフィリピンの文字メール文化を分析した本出版
「道路を横断するときは、メッセージを打つのはやめましょう」︱︱。ケソン市クバオの街角に携帯電話会社のノキアがこんな看板を立てた。歩きながらメールを打つ若者らに注意を促すためだが、フィリピンではこのところ携帯電話による文字メールの利用者が爆発的に広がっている。携帯メールに傾斜する魅力は何か。フィリピンの文字メール文化を幅広く調査、研究した本「テキスティング・セルブズ—携帯電話とフィリピンの現代」(定価三百五十ペソ)が近く主要書店で発売される。