邦人男性撃たれ重体 出資めぐるトラブルか
[ 963字|社会 (society) ] 有料パラニャーケ署 86歳邦人の身柄拘束
二十八日午後五時十五分ごろ、パラニャーケ市ロハス通りのコンドミニアム(十二階建て)で、高知県出身の自営業、根岸利文さん(55)が知人の会社経営、古城正義容疑者(86)=岡山県出身=にけん銃で腹部を撃たれた。根岸さんは出血多量で重体。古城容疑者はけん銃を持ったままコンドミニアム内に立てこもったが、約五十分後に首都圏警察パラニャーケ署捜査員らの説得に応じて投降、同署は殺人未遂容疑で身柄を拘束した。ホテル建設事業をめぐる金銭トラブルが背景にあるとみられる。