たい肥化でごみ減量 2処理場で実験開始
[ 1027字|社会 (society) ] 有料首都圏開発庁 「商品化」も視野に
ごみ処理問題が深刻化する中、首都圏開発庁(MMDA)はこのほど、生ごみをたい肥にしてごみの減量、商品化を図る試みを始めた。首都圏で出されるごみの量は一日六千トン。たい肥化が可能な有機ごみの割合は五二 %で、実用化されればごみの半分が「商品」に化ける計算だ。ごみ埋め立て処分場の用地確保が困難な中、同庁関係者は「もし成功すれば、ごみ問題の解決に必ず役立つ」と期待を寄せている。