汚職大国
[ 1354字|社会 (society) ] 有料世界の腐敗元首10人に、マルコス元大統領とエストラダ前大統領が選ばれる
世界各国の汚職状況を調査・監視している非政府組織「トランスパレンシー・インターナショナル」(本部ベルリン)は二十五日に発表した「二〇〇四年︱世界の汚職報告書」で、世界の腐敗元首上位十人を選んだ。不正蓄財の額が多い順で、トップはインドネシアのスハルト元大統領。フィリピンからは、マルコス元大統領(二位)とエストラダ前大統領(十位)の二人が選ばれた。一国で二人をランクインさせたのは比だけで、「汚職大国」ぶりが際立った。