離島へのごみ輸送を強行 投棄場はボラカイ近く
[ 833字|社会 (society) ] 有料首都圏開発庁
リサール州サンマテオ町の投棄場閉鎖後の首都圏のごみ処理について、首都圏開発庁(MMDA)と首都圏廃棄物処理委員会(委員長・アベンタハド大統領顧問)は四日、地元住民の反対を押し切り、有名リゾート地、ボラカイ島の近くにある西部ビサヤ地方アンティケ州セミララ島に同日からごみ投棄を開始する、と発表した。ごみはマニラ市トンドのマニラ北港から二百八十キロ離れたセミララ島へ約二十時間かけて海上輸送される。一日以降、首都圏各地の道路わきに山積、放置されていたごみの処理問題は、ようやく解決することになった。