政府 ミスアリ氏解任を容認
[ 940字|政治 (politics) ] 有料MNLF新体制を支持 OICに意向表明
一九九六年に政府と和平合意したイスラム最大勢力、モロ民族解放戦線(MNLF)の指導権をめぐる内紛で、ギンゴナ副大統領兼外務長官はこのほど、ヌル・ミスアリ初代議長の解任を認め、最高幹部十五人による集団指導体制を支持する意向を外交ルートを通じて、イスラム諸国会議機構(OIC)に伝えた。エルミタ大統領顧問(和平問題担当)=写真=が二十九日、マニラ市内で行われた外国特派員協会との懇談会で明らかにした。