MMDA→各自治体→処理業者→私有地
[ 1050字|社会 (society) ] 有料責任転嫁の末に違法投棄 行き場失う首都圏のごみ
首都圏のごみを受け入れていたリサール州サンマテオ処分場が閉鎖されてから約一カ月。首都圏開発庁(MMDA)は新しい処分場探しに奔走しているが、その間にも毎日、首都圏各地で計六千トンのごみがたまる一方。そこでMMDAは、深刻化するごみ処理を各自治体に一任した。しかし、処理に困った各自治体は結局、ごみ処理業者に処理を任している。任された業者は窮余の一策で、首都圏周辺にある私有地を処分場として借りあさっているのが現状だ。