MRT全線開通から1年 「通勤の足」が定着
[ 858字|社会 (society) ] 有料乗客数 ほぼ3倍増 1日平均28万人に
ケソン—パサイ市間のエドサ通りを走る首都圏鉄道(MRT)三号線の全線開通から一年が過ぎた。当初、一日平均約十万人だった乗客数は現在、約二十八万人にほぼ三倍増、首都圏の大動脈、エドサ通りの渋滞緩和にも貢献し始めた。乗客数目標の一日六十万人を達成するにはまだ時間がかかりそうだが、バスとほぼ同額の九・五—十五ペソの低運賃策が功を奏し、ようやく「通勤の足」として定着してきた格好だ。