ODA事業の入札圧力疑惑
[ 904字|社会 (society) ] 有料国税めぐり「綱引き」 日比の主張は平行線
日本の政府開発援助(ODA)で進められている軽量高架鉄道(LRT)二号線建設事業の入札に、「日本の国際協力銀行が圧力をかけた」とエンリレ上院議員が指摘したが、双方の主張は依然平行線をたどったまま。落札企業公表は当初予定から約二年遅れている。巨額の援助金を支出する側と返済する側との間で、いずれも国税の有効活用といった観点から「綱引き」が続いている。
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日本の政府開発援助(ODA)で進められている軽量高架鉄道(LRT)二号線建設事業の入札に、「日本の国際協力銀行が圧力をかけた」とエンリレ上院議員が指摘したが、双方の主張は依然平行線をたどったまま。落札企業公表は当初予定から約二年遅れている。巨額の援助金を支出する側と返済する側との間で、いずれも国税の有効活用といった観点から「綱引き」が続いている。