サンミゲル社で経営交代
[ 664字|社会 (society) ] 有料ソリアノ財閥が撤退、コファンコ氏が支配へ
英字各紙の報道によると、フィリピン最大の私企業で総合食品メーカーであるサンミゲル・コープ(SMC)の経営からソリアノ家が撤退することになった。一八九〇年に東南アジア初のビール醸造会社として創立されたサンミゲル社はソリアノ財閥の代名詞となっていたが、二日にアンドレス・ソリアノ氏がSMCの代表権を放棄した。後任にはエストラダ新大統領の選挙資金を支えたエドゥアルド・コファンコ氏の就任が確実視されている。