来年の貧困率最大17.5%に悪化の恐れ 政府公約実現に赤信号か
[ 619字|経済 (economy) ] 有料NEDA長官が来年の貧困率が最大17.5%に悪化する恐れありと指摘
国家経済開発庁(NEDA)のチュア長官は10日、閣僚級の開発予算調整委員会で行ったブリーフィングで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2021年の貧困率が最大17・5%に悪化する恐れがあることを明らかにした。同庁が18年に発表した貧困率が16・6%だったことから、来年は3年前より悪化する可能性があり、ドゥテルテ政権が掲げている22年までの貧困率14%以下の実現という政府目標に赤信号がともるかもしれない。11日付英字紙マニラタイムズなどが報じた。