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　ドゥテルテ大統領は22日午後、５日間の日程でロシアを訪問するため、ミンダナオ地方ダバオ国際空港を出発した。大統領は同空港で行った出発前の演説で、これまでフィリピンは「伝統的な同盟国に過度に依存した外交」を行ってきたため他国との外交の機会を失ってきたと指摘。米国から一定の距離を置き、その他の国との外交を重視していく外交姿勢の転換を明言した。今回のロシア訪問で、軍事協力などで関係強化を図りたい大統領は、出発前に現政権の独自外交路線をあらためて宣言した形だ。