世論調査
[ 899字|社会 (society) ] 有料「中国信頼できない」が過去最悪の55%。領有権問題めぐる関係緊張が影落とす
民間調査機関のソーシャル・ウエザー・ステーション(SWS)が10日に公表した比中関係に関する世論調査(5月24〜27日実施、成人1200人対象)結果によると、「中国を信頼できない」との回答が55%に達し、1994年の調査開始以来、最悪となった。「信頼できる」は19%と2割を切り、「分からない」は24%だった。西フィリピン海(南シナ海)スカーボロ礁をめぐる対中関係緊張と観光旅行自粛など「対比経済制裁」が影を落とした。