6万7千年前の「人骨」見つかる
[ 1366字|社会 (society) ] 有料カガヤン州のカラオ洞くつ群で6万7千年前のヒトと見られる骨が発掘された
フィリピン大学とフィリピン国立博物館の考古学チームが2007年にルソン地方カガヤン州ペニャブランカ町のカラオ洞くつ群で発掘したヒト(現生人類)のものと見られる足の骨が、フランスで年代鑑定した結果、6万7000年前までさかのぼることがこのほど判明した。ヒトの骨と最終的に証明された場合、パラワン島のタボン洞くつで発見され、4万7000年前に比に定住したと考えられている「タボンマン」より2万年もさかのぼることになり、フィリピンで最古の人骨発見という快挙になる。