国軍を非難
[ 1015字|社会 (society) ] 有料バシラン州で再発した戦闘でモロ・イスラム解放戦線、国軍が停戦違反と非難
ミンダナオ地方バシラン州ティポティポ町で12日未明に再発した国軍部隊と武装集団との戦闘で、イスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)は13日、「国軍がMILF領域に侵入したために戦闘になった」と国軍との交戦発生を認めるとともに、国軍が7月下旬に表明した対MILF作戦中止に違反するとして停戦調整委員会に提訴する意向を示した。12日夕まで続いた戦闘の死者数は国軍兵士23人、武装集団側20人の少なくとも43人に上り、国軍兵士22人が負傷した。国軍とMILFの戦闘は6月以来、約2カ月ぶり。