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4月18日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 584字|2017.4.18|社会|ハロハロ ]

 ウオーレン・ベイティとフェイ・ダナウエイといえば、米ニューシネマの先駆けとなった「俺たちに明日はない」(アーサー・ペン監督、1967年)でボニーとクライドを演じたスターだ。その2人がプレゼンターを務めた今年のアカデミー賞でとんでもないミスが出て別の意味で大いに話題になった。WOWOWが中継していたから授賞ミスを目撃した視聴者がたくさんいることだろう。幻の作品賞受賞作がミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」。

 そんなこともあって封切り間もなくシネコンへ出掛けた。ミュージカルがとりわけ好きなわけでもないし、つぶさにみているわけではないから評論は控える。だが、ともかく楽しい映画である。同作は作品賞こそ逃したが、監督賞、主演女優賞などとともに作曲賞、歌曲賞を受賞しており、オリジナルの音楽が素晴らしい。夢を追う女優の卵とジャズピアニストのラブ・ストーリーだが、出会いから恋に落ち、別れに至る各ステージで心に染みるサウンドが展開する。

 監督のデミアン・チャゼルは映画完成時,31歳という若さ。脚本は5年前に出来上がっていたそう。ウイキペディアの解説によると、同監督の前作「セッション」は、「ラ・ラ・ランド」制作にこぎつけるためのステップ作だというから、この作品の映画化を実現するため、妥協を排した長期間の努力があったようだ。頼もしい才能が現れた。(紀)

社会

鳥インフル、比は終息 国際獣疫事務局が宣言 鶏肉の輸送制限を解除

[ 775字|2021.1.23| ] 無料記事

【鳥インフル比国内で終息を国際獣疫事務局が宣言。国産家禽・肉製品の輸送も解禁】 人にも感染する高病原性鳥インフルエンザ(H5N6型)がフィリピン国内で終息した。今月8日時点で国内でウイルスがニワトリなどの鳥から一切検出されなかったとする農務省の報告に基づいて、国際獣疫事務局(OIE)が比での終息を宣言し、同省が19日に発表した。これを受けて、同省畜産局は生きた家禽と鶏肉製品の国内輸送制限を解除した。  21日付英字紙ビジネスミラーなどによると、鳥インフルエンザの発生に伴う暫定措置として、検査で陰性の証明がないニワトリなどの家禽とその肉製品はルソン島からビサヤ、ミンダナオへの輸送が禁じられてきた。同局のドミンゴ局長は19日、この制限を解除する通達を出し、家禽と肉製品の移動を認めたほか、飼育しているハトの繁殖、訓練、飛行、レースなどの再開も認めた。  高病原性鳥インフルエンザは、渡り鳥を通じて伝搬するとされ、比では2017年8月にルソン島パンパンガ州サンルイス町の養鶏場で発生。同年には中部ルソン地域で約20万匹の家禽が殺処分された。翌年には収まったが、20年3月には同ヌエバエシハ州ハエン町でウズラへの感染が、また7〜8月にはパンパンガ州サンルイス町、リサール州タイタイ町の養鶏場で確認され、鶏の殺処分や養鶏場の洗浄、消毒、監視などの作業が行われてきた。  ダール農相は終息宣言について「ニワトリなど家禽の肉が比人に非常に人気のある動物性タンパク源であることを考えると、歓迎すべき進展だ」と述べた。  畜産局は通達で、これまでの移動制限が感染拡大防止策として有効であったと強調。「被害農家の迅速な報告や、パンパンガ、リサール両州などの自治体の対応、協力に感謝している」とした上で「今後も警戒を怠らず、家禽に異常な死亡例が発生した場合は最寄りの獣医や農業事務所に報告するように」と注意を呼びかけている。(谷啓之)