純益が43%減 ウィルコン・デポ
[ 288字|2020.11.5|経済 (economy)|econoTREND ]
国内電材・建築資材小売チェーン大手のウィルコン・デポは1〜9月期純益が8億8600万ペソで前年同期比43%減だったと明らかにした。純売上も158億ペソと同12.5%減。コロナ禍の影響で首都圏での売上が大幅に落ち込んだ。7〜9月期は地方州での販売が前年同期比伸びるなど好調で、純売上が67億ペソで同7.9%増と逆に拡大した。ロレイン・シンコチャン最高経営責任者は「民間業者による建設事業は首都圏でも上向きになっているが、地方ではもっと増えている」とし地方販売をてこ入れする姿勢を示した。同社は9月にラグナ州で新店舗を開店させ、国内の店舗総数は61店舗になった。(2日・スター)