アヤラ傘下企業が風力発電大手の株式取得
[ 320字|2019.11.13|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥傘下のACエナジー・フィリピンズ(ACP)はこのほど、風力発電大手のノース・ルソン・リニューアブルズ・エナジー(NLR)の株式を買い増しして筆頭株主となることで合意した。買収額は27億ペソ。NLRの67%株式を持つ比インフラ投資連合(PINAI)の株式を取得した。NLRは、ACPの親会社ACエナジーや三菱の子会社ルソン・ウィンド・エナジー・ホールディングス、PINAI 社などが出資する企業連合体で、2014年より北イロコス州で国内第2位の規模となる風力発電事業(最大発電量81メガワット)を運営する。AC社は従来NLR株式を36%保有していた。比公正取引委員会の承認を得て来年6月に買収完了予定。(8日・スタンダード電子版)