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　中央銀行が明らかにしたところによると、98年12月末現在の外貨準備高は108億ドルだった。11月末レベルに比べ２億ドル増。中銀目標額の106億ドルを上回った。今回の増加は、政府による３億ドルの債務返済が行われたものの、アジア開発銀行（ＡＤＢ）からエネルギー部門再編成ならびに首都圏の大気汚染対策のための融資（２億ドル）と世界銀行から金融改革のための融資（１億ドル）などが新規供与されたため。政府は、さらにマルコス資産から４億ドル、国際通貨基金（ＩＭＦ）から２億7,000万ドルなどの借り入れを計画している。