「日刊まにら新聞」ウェブ

　統計調整委員会の調べによると、今年１−９月期の小売業の粗付加価値は前年同期比3.9％増だった。これに対して、卸売業は同1.5％減。粗付加価値とは、商品の販売価格から購入原価を差し引いたもの。卸・小売業を合わせた粗付加価値は同2.4％増だが、前年同期に記録した4.5％に比べ2.1ポイント下落した。金額ベースでは、982億ペソ。うち、小売業が75％を占めた。小売業の伸びは、耐久消費財を中心とした販売高の増加が原因とされている。