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　運輸省はこのほど、北イロコス州ラワグ市とアクラン州カリボ町、およコタバト市の３都市における国際空港建設計画３案件に関するエンジニアリング設計事業を首都圏ケソン市に拠点を持つアーバン・インテグレイテッド・コンサルタンツに一括で発注したことを明らかにした。事業費は合計１億4330万ペソ。同社は、当該３か所の国際空港計画に関する旅客市場調査や経済的事業可能性を含めたマスタープランを策定するほか、空港建設・運営費用の算定や旅客・貨物ターミナルの設計、下水道設備やナビゲーションシステムのデザインなども請け負う。運輸省は今年、首都圏以外の地方空港の再整備事業向けの予算枠120億ペソを確保しており、そのうちの一部を新ドゥマゲテ空港開発事業（事業費61億ペソ）やタクロバン空港整備事業（同23億ペソ）などにも支出する計画。（６日・インクワイアラ―）